【イランイラン】血圧を下げリラックスできる精油|効果効能と使い方

基本情報

名前 Ylang Ylang
学名 Cananga odorata
(カナンガ オドラタ)
和名 イランイランノキ
科名 バンレイシ科
原産国 アジアの亜熱帯地域原産
マダガスカル、アンドネシア、フィリピン
オイルはマダガスカル、レユニオン、コモロ諸島
抽出部位
抽出法 水蒸気蒸留法
最初の蒸留分40%はイランイランエキストラと呼ばれ最高品質
特徴 イランイランエキストラ:淡黄色の油性の液体
香りタイプ フローラル(花系)
香り 高級香水を思わせる濃厚で甘美な香り
ノート ミドルノート
香りの強さ
成分 ベンゾイン酸メチル、サリチル酸メチル、リナロール、メチルパラクレトール、酢酸ベンジル、オイノゲール、ゲラニオール、ピネン、カジネン

植物の歴史

花の中の花という意味。インドネシアでは新婚夫婦のベッドにイランイランお花を撒き散らす風習があります。古くから香りを楽しまれ、今でも香水にも良く使われています。

植物の特徴

バンレイシ科イランイランノキ属の高木で12m程あります。熱帯雨林の酸性土壌で育ち直射日光を好みます。灰白色の樹皮、黒ずんだ枝、楕円形や細長い葉に長い黄色の花弁が特徴です。フローラルな香りが強いので「貧乏人のジャスミン」と呼ばれることもあります。

効果効能

心への作用

鬱やストレス症状、極度の緊張をやわらげ、心配事や不安から解放し、元気付けてくれます。多幸感を得ることができます。

体への作用

基本作用 消毒、刺激、強壮
循環器系 高血圧、頻脈、動悸、血圧降下
筋肉系  
関節系 骨や歯の鎮静
消化器系  
呼吸器系 過呼吸
免疫系  
泌尿器系  
神経系 抗うつ、緊張、ストレス症状、多幸感、神経鎮静、不眠症、生理痛、生理不順、更年期障害、催淫、不感症、インポテンツ

肌への作用

肌タイプ 乾燥肌、混合肌、脂性肌
スキンケア ニキビ、皮脂バランス、収斂(毛穴の開きなど)、肌荒れ
育毛促進、ヘアリンス、傷んだ髪 、頭皮のベタつき
症状 痒み、脂漏性皮膚炎、虫刺され

注意点

  • 人によって感作作用(アレルギー)を起こすこと
  • 人によって非不刺激あり
  • 香りで頭痛や吐き気を催すことも
  • 車の運転前
  • 低血圧

オススメの使用方法

脂性肌を改善し、シワの予防に
脚のむくみを取り除き、静脈にもよく
ホルモンバランスを整え生理不順や更年期障害を緩和
血管収縮、利尿作用でむくみを改善

【虫除けスプレー】

相性の良い精油

シトラス ベルガモット
オレンジスィート

レモン
グレープフルーツ
メリッサ
シトロネラ
フローラル ジャスミン
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ネロリ
ゼラニウム
カモミールジャーマン
スパイシー  
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ハーバル マジョラム
アーシー サンダルウッド
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