基本情報
名前 | Vetiver |
学名 | Vetiver is zizanioides (ヴェルヴェリア ジザニオイデス) |
和名 | カスカスガヤ |
科名 | イネ科 |
原産国 | インド南部、インドネシア、スリランカ原産 レユニオン、フィリピン、コモロ諸島、日本、南米 オイルはジャワ、ハイチ、レユニオン |
抽出部位 | 根(根と細根を洗って刻み、乾燥させたもの) |
抽出法 | 水蒸気蒸留法 溶剤抽出によって香水用のレジノイドも |
特徴 | 濃い茶色、オリーブ色もしくは琥珀色の粘質の液体 |
香りタイプ | アーシー(大地系) |
香り | 土の香りを漂わせた深みのある香り |
ノート | ベースノート |
香りの強さ | 強 |
成分 | ベチベロール、ベジボン、テルペン、ベチベン |
植物の歴史
香り高い根という意味です。お釈迦様の薬箱にも入ってたとされ、インドでは薬草としてアーユルヴェーダでも使われてきました。また宗教儀式でも使われたりと親しまれてきました。
植物の特徴
イネ科オキナワミチシバ属の多年草で、2mの高さの土壌を安定させると言われています。草は2−3mでまとまって大きな株を形成するのがススキに似ているのが特徴です。
効果効能
心への作用
“安定の香り“と呼ばれるほど、鬱やストレス症状や神経性の緊張に良く効きます。プレッシャーで決断力を失った時に、冷静さを取り戻し、不眠症にも効果的でリラックス効果が大きいです。
体への作用
基本作用 | 消毒、強壮、空気浄化 |
循環器系 | 赤血球生産、循環器刺激、リンパ強壮、静脈強壮、浄血、貧血 |
筋肉系 | 筋肉痛、鎮痙、コリ |
関節系 | 関節炎、リウマチ、捻挫 |
消化器系 | 駆虫、胃腸強壮 |
呼吸器系 | |
免疫系 | 免疫低下(ストレスによる) |
泌尿器系 | 性機能障害、ホルモン様作用 |
神経系 | 衰弱、抗うつ、不眠症、緊張、ストレス症状 |
肌への作用
肌タイプ | 脂性肌、壮年肌 |
スキンケア | ニキビ、肌荒れ、たるみ、アンチエイジング、抗酸化、美白、肌代謝 |
髪 | |
症状 | 傷、切り傷、発赤、痒み、虫刺され |
注意点
オススメの使用方法
相性の良い精油
シトラス | オレンジスィート ビターオレンジ マンダリン グレープフルーツ レモン レモングラス メリッサ ライム |
フローラル | ローズ イランイラン ジャスミン ラベンダー ネロリ ゼラニウム カモミールローマン カモミールジャーマン |
スパイシー | |
ウッディー | サンダルウッド プチグレン |
ハーバル | クラリセージ |
アーシー | |
バルサミック | フランキンセンス |
女性の香水に使われることが多い(シャネルのNo.5のベースノート)