【タイム】免疫力を高める精油|効果効能と使い方

基本情報

名前 Thyme
学名 Thymus vulgaris
(ティムス ウルガルス)
和名  
科名 シソ科
原産国 スペイン、地中海地方原産
アジア、アルジェリア、トルコ、アメリカ、中国など
抽出部位 花、葉
抽出法 水蒸気蒸留法
1.レッドタイムは1番絞り
2.ホワイトタイムオイルは2回目の蒸留
(フランスでは香水用としてアブソリュート)
特徴 1.赤、茶、オレンジ色の液体
2.透明で淡黄色の液体
香りタイプ ハーバル(ハーブ系)
香り 1.温かくスパイシーでハーブらしい強い香り
2.甘く爽やかな緑の穏やかな香り
ノート トップ/ミドルノート
香りの強さ
成分 チモールとカルバクロール(60%)
シメーン、テルピネン、カンフェン、ボルネオール、リナロール
産地によってゲラニオール、シトラール、ツヤノールが含まれる

植物の歴史

タイムとは“胸腺“からきた名前であり、Thymus:勇気・香らせる、vulgaris:普通のという意味です。ミルラと共に防腐剤としてミイラ作りに使われました。また、古代ギリシャ人は浴用香料や宗教儀式の香として使ったり、勇気を与えると信じられていたため、お守りのように使われていた。

植物の特徴

シソ科イブキジャコウソウ属の多年草で、350以上の種類がある40cm程の低木です。卵形の葉と白やピンク、紫の花を咲かせるのが特徴です。多くの種がケモタイプを持っています、

効果効能

心への作用

疲れた心を癒し、不安を和らげて元気にしてくれます。頭をスッキリとさせ集中力や記憶力を上げるのに効果的です。

体への作用

基本作用 酸化防止、防腐、寄生虫殺虫、抗菌、抗ウイルス
循環器系 むくみ、循環不全、循環器刺激、血圧上昇、小胞炎、肥満、発汗
筋肉系  
関節系 関節炎、痛風、リウマチ、捻挫
消化器系 下痢、消化不良、食欲増加、駆風、虫下し
呼吸器系 喘息、気管支炎、粘膜症状、咽頭炎、鼻炎、扁桃炎、咳、去痰
免疫系 悪寒、風邪、インフルエンザ、感染症、免疫刺激 
泌尿器系 膀胱炎、尿道炎、利尿、月経促進
神経系 頭痛、不眠、ストレス症状、ストレス症候群、神経鎮静、反射刺激

肌への作用

肌タイプ 脂性肌
スキンケア ニキビ、収斂(毛穴の開きなど)、皮脂バランス
シラミ 、フケ、脱毛
症状 発赤、膿傷、内出血、やけど、切り傷、皮膚炎、湿疹、歯肉炎、虫刺され、水虫

注意点

  • 高血圧
  • 妊娠中

オススメの使用方法

慢性の気管支炎を和らげ、粘膜症状にもよく、免疫力を高める
免疫を高めて感染症を防ぎ、不安を和らげる

相性の良い精油

シトラス レモン
マンダリン
ベルガモット
オレンジスィート
フローラル ネロリ
ローズ
ゼラニウム
イランイラン
ラベンダー
カモミールローマン
カモミールジャーマン
スパイシー ニアウリ
ウッディー ティーツリー
サイプレス
ユーカリ
ハーバル ローズマリー
ペパーミント
アーシー  
バルサミック フランキンセンス