基本情報
| 名前 | Sweet almond |
| 学名 | Prunus amygdalis var.dulcis |
| 科名 | バラ科 |
| 原産国 | アジア、中東、地中海 |
| 抽出部位 | 種子 |
| 抽出法 | 低温圧搾法 |
| 特徴 | 薄い黄色で、やや粘性がある |
| 香り | 少しアーモンドの香り、ほぼ無臭のものも |
| 浸透力 | 普通〜ゆっくり 浸透力は高い |
| 酸化 | 酸化しにくい |
植物の歴史
古くから西アジアで栽培され、約4000年前にはヨルダン地方で盛んに栽培が始まり、今では地中海産やカリフォルニア産が多いです。
植物の特徴
バラ科サクラ属の落葉高木です。日本では昔に「扁桃」と呼ばれ、梅に似た果実をつけますが、実はとても薄く食べることができません。種子の殻を取り除いた部分が「アーモンド」として認知されています。
成分
| 不飽和脂肪酸 | オレイン酸 60-70% リノール酸 15-20% パルミトレイン酸 1% |
| 飽和脂肪酸 | パルチミン酸 5％ ステアリン酸 2% |
| ビタミン ミネラル | ビタミンA ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンB6 ビタミンE ビタミンK コリン |
効果効能
作用
■高い保湿効果
皮膚を柔らかくしてくれるエモリエント効果が高く、ひどい乾燥肌やかさつきを改善してくれます。また、肌から水分が蒸発するのを防止し、栄養素も抱え込んでくれます。
■肌を柔らかくする
植物の中でもっともビタミンEが含まれていて肌を柔らかくしてくれます。
■優れた浸透力
浸透のスピードは比較的ゆっくりではありますが、表皮の奥の真皮までしっかり浸透していきます。
■高い美白効果
シミを作るメラノサイトの育成やメラニンを黒くするチロシナーゼの働きを抑制してくれるため、美白効果が期待できます。
■抗炎症作用
傷の手当てや皮膚炎のなどの炎症のケアに役立ちます。
■日焼けケア
日焼け後の炎症を抑えてくれます。
■低刺激
刺激が少ないので敏感肌や、赤ちゃんへの保湿などにもよく使われています。まれに感作作用（アレルギー）を起こすことがあるのでパッチテストは行いましょう。
■抗酸化作用
酸化を防ぐオレイン酸やビタミンEを多く含んでいるので、アンチエイジングにも期待できます。
肌タイプ
| 乾燥肌 | ◎ |
| 敏感肌 | ◎ |
| 混合肌 | ○ |
| 脂性肌 | ○ |
| 壮年肌 | ○ |
| アレルギー | ○ |
注意点
特になし
アレルギー反応に気を付ける
相性の良いオイル
単独もブレンドにも向いています。
オススメ使用方法
ドライヘアにも効果的です。
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