基本情報
| 名前 | Sunflower |
| 学名 | Helianthus annuus L |
| 和名 | ヒマワリ種子油 |
| 科名 | キク科 |
| 原産国 | ヨーロッパ、アフリカ |
| 抽出部位 | ひまわりの種子 |
| 抽出法 | 低温圧搾法 |
| 特徴 | 粘性は低く、軽くてしっとり |
| 香り | ほぼ無臭 |
| 浸透力 | 高い |
| 酸化 | 酸化しやすい |
植物の歴史
ヒマワリは紀元前からアメリカではインディアンが食用として栽培しており、1500年以降にスペイン、他ヨーロッパへも広がっていきました。日本には17世紀ごろに伝来し、現在では北海道で栽培が盛んです。
植物の特徴
キク科ヒマワリ属の一年草で、高さ３年くらいまで成長し、夏に黄色の花を咲かせます。太陽を追いかけるように花が回ります。種は食用や油糧、美容オイルとして使用されます。
成分
| 不飽和脂肪酸 | リノール酸 70% オレイン酸 10-20% リノレン酸 1% |
| 飽和脂肪酸 | パルミチン酸 7% ステアリン酸 5％ |
| ビタミン ミネラル | ビタミンB1 ビタミンB6 ビタミンB12 ビタミンE ビタミンK 葉酸 亜鉛 鉄分 |
| ヨウ素 | 113-146 |
製品によってはオレイン酸が80％以上含まれるものもあります。
オレイン酸が多いオイルは酸化しにくく、アンチエイジングに優れています。
効果効能
作用
■抗酸化作用
抗酸化作用のあるビタミンEがオリーブオイルよりも豊富で、肌だけではなく細胞の酸化を防ぐので成人病予防に効果的です。
■皮膚を柔らかくする
リノール酸の割合が高く、肌馴染みがよく浸透力が高いので、皮膚を柔らかくするエモリエント効果が期待できます。
■アンチエイジング
抗酸化作用と皮膚軟化作用、肌を柔らかくし潤いを与え、また栄養も豊富なので、老化を食い止めてくれます。
■抗炎症作用
肌のトラブルや打撲に有効です。
■血液をサラサラに
食用のオイルもありますが、内服でオレイン酸が血液をサラサラにしコレステロールを下げ、生活習慣病や動脈硬化を予防・改善してくれます。
■ヘアケア
ダメージを受け、枝毛や切れ毛のあるパサついた髪をしっとりまとめて保湿してくれます。軽い質感からヘアオイルに向いています。
肌タイプ
| 乾燥肌 | ○ |
| 敏感肌 | ○ |
| 混合肌 | ○ |
| 脂性肌 | ○ |
| 壮年肌 | ○ |
| アレルギー | △ |
注意点
相性の良いオイル
単独にもブレンドにも向いています。
オススメ使用法
ヘアケア
オススメ商品
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