【ローズキャベッジ】女性の味方!幸福感を得る精油|効果効能と使い方

基本情報

名前 Rose cabbage (steam distilled)
学名 Rose centifolia
(ロサ ケンティフォリア)
和名  
科名 バラ科
原産国 ローズ誕生は古代ペルシャ
モロッコ、ブルガリア、イラン、イタリア、フランス、ユーゴスラビア、中国
コンクリートやオイルはモロッコ
アブソリュートはフランス、イタリア、中国
抽出部位
抽出法 1.溶剤抽出
2.水蒸気蒸留法(オットー)
特徴 1.赤みを帯びたオレンジ色の粘質の液体
2.淡黄色の粘質の液体
香りタイプ フローラル(花系)
香り 1.深く豊かで甘くハチミツのような香り
2.甘くローズのフローラル調
ノート ベースノート
香りの強さ
成分 300種類以上の成分が含まれている
シトロネラール (18-22%)
フェニルエチルエタノール(63%)
ネロール(10-15%)
ステアロプテン(8%)
ファニルエタノール(0.2-2%)
ゲラニオール
フェニルエチルアタノールは記憶力を高めてくれます
ローズオットーは天然のワックス成分を含むので低温で固まります

植物の歴史

Centifoloa:いくつもの花びらをもつキャベツのようにという意味です。「香りの女王」とも呼ばれクレオパトラが愛したことで有名です。また2000年以上前から医療用としても用いられ、婦人科系の疾患に処方されていたと記録されています。

植物の特徴

バラ科バラ属のつる植物です。16世紀頃からオランダで改良され、ロサ・ダマスケナとアルバ・ローズの交雑種ともいわれています。多くの花弁で丸い花型が特徴です。

効果効能

心への作用

鬱や不眠症によく、神経性の緊張やストレス症状の改善をし、多幸感や幸福感を与えてくれます。また使った人は“気立て良く、寛容になる“といわれています。落ち込んだ際などに明るくポジティブにしてくれます。

体への作用

基本作用 抗炎症、消毒、殺菌、抗菌、抗ウイルス
循環器系 動悸、循環不全、抗結核、浄血、止血
筋肉系 鎮痙
関節系  
消化器系 利肝
呼吸器系 喘息、咳、花粉症
免疫系  
泌尿器系 月経困難症、月経不順、月経促進、更年期障害、おりもの、子宮の症状
神経系 鬱、不眠症、頭痛、緊張、ストレス症状、不感症、インポテンツ

肌への作用

肌タイプ 敏感肌、乾燥肌、混合肌、脂性肌、壮年肌
スキンケア シワ、シミ、たるみ、肌の引き締め、収斂、保湿
 
症状 湿疹、ヘルペス、毛細血管の破砕
結膜炎にはローズウォーターが良い

注意点

  • 妊娠初期
  • 高濃度の使用禁止

オススメの使用方法

肌細胞の再生力を高め、肌を引き締める
ホルモンバランスを整え、泌尿器系の症状を緩和
動悸や循環不全にも効果的

スキンケアには水蒸気蒸留で抽出されたローズオットーの方が向いています。

相性の良い精油

シトラス ベルガモット
オレンジスィート
レモン
グレープフルーツ
メリッサ
フローラル カモミールローマン
カモミールジャーマン
ジャスミン
ゼラニウム
ラベンダー
ネロリ
パルマローザ
イランイラン
スパイシー  
ウッディー シダーウッド
ローズウッド
ハーバル クラリセージ
アーシー パチュリ
サンダルウッド
バルサミック ベンゾイン