基本情報
名前 | Olive |
学名 | Olea europaea |
科名 | モクセイ科 |
原産国 | ヨーロッパ |
抽出部位 | オリーブの果皮、または果肉 |
抽出方法 | 低温圧搾法 |
特徴 | 粘性が高く、重い |
香り | 熟したオリーブの香り、ほぼ無臭のものも |
浸透力 | 高い |
酸化 | 酸化しにくい |
植物の歴史
紀元前700年頃から古代ギリシャで盛んに栽培されていました。今では世界各地で食用として多く栽培されてます。
植物の特徴
モクセイ科オリーブ属の常緑高木。3m程の木に成長し、緑色の果実をつけます。
成分
不飽和脂肪酸 | オレイン酸 60-80% リノール酸 10% パルミトレイン酸 2% |
飽和脂肪酸 | パルミチン酸 10% ステアリン酸 2% |
ビタミン ミネラル | ビタミンA ビタミンE ビタミンK 鉄 カリウム ナトリウム コリン ベタイン βトコフェロール γトコフェロール |
効果効能
作用
肌への刺激は少なく、酸化もしにくい。
■アンチエイジング
オレイン酸が豊富で、ビタミンA,Eも含まれており、肌の潤いを保ちながら老化を防いでくれます。老化肌や乾燥肌の改善、シワやシミの予防に適しています。
■抗炎症作用
炎症を緩和する作用があり、虫刺されや日焼け、痒みにも効果的。筋肉痛や疲労の緩和をしてくれます。
■保湿効果
高い保湿効果で乾燥肌や壮年肌に向き、妊娠線の予防にも効果的です。皮膚を柔らかくする効果も大きいです。
■成人病予防、心臓・血管強壮
鎮静作用があり、高い血圧を降下させたり調整してくれるので、成人病予防が期待できます。
■ヘアケア
頭皮のケアや、ドライ・ダメージヘアに効果的です。また白髪の予防にもなるといわれています。
肌タイプ
乾燥肌 | ◎ |
敏感肌 | △ |
混合肌 | ○ |
脂性肌 | △ |
壮年肌 | ◎ |
アレルギー | △ |
注意点
肌に使うのは化粧用に作られたものを使用しましょう。
人によっては感作作用(アレルギー)を起こすことがある。
目に入るとしみる痛み。
相性の良いオイル
粘度が高いので、トリートメントの使用には他のキャリアオイルに約20%程度の割合でブレンドしましょう。
オススメ使用方法
スキンケア、クレンジング、トリートメント、ヘアケア、石鹸作り