基本情報
名前 | Lavender |
学名 | Lavender angustifolia (ラヴァンディア アングスティフォリア) |
和名 | |
科名 | シソ科 |
原産国 | 地中海地方原産 主にフランスのグラースで世界中で栽培 |
抽出部位 | 花、葉 |
抽出法 | 水蒸気蒸留法 コンクリート、アブソリュートも少量 |
特徴 | 無色または淡黄色 アブソリュートは濃い緑色の粘質な液体 |
香りタイプ | フローラル(花系) |
香り | 柔らかで軽い花の香り ややウッディな香りを含む |
ノート | ミドルノート |
香りの強さ | 中 |
成分 | 酢酸リナリル(最高40%) リナロール(30-45%) ラベンデュロール,酢酸ラベンデュリル,テルピネオール,シネオール,リモネン,オシメン,カリオフィレンなど含有成分は100種以上あり、産地によって成分は異なる |
植物の歴史
Lavender
古代エジプトやギリシャで薬や料理に用いられ、古代ローマでは洗濯や浴用香料として使われていました。
10世紀頃のヨーロッパでは、ラベンダーの効能が認められ「十字軍」の負傷兵にも使われていました。それから観賞用ではなく自然薬として栽培されることが多くなりました。
植物の特徴
Lavender
シソ科ラヴァンドラ属の常緑低木です。多くは花、葉、茎が細かい毛で覆われていて、その間に芳香物質を出す腺があります。ユーカリの様に自然発火する可能性があります。
真正ラベンダー(True Lavender)と呼ばれ、草丈60cm程で青から紫色の花を咲かせます。
効果効能
心への作用
自律神経のバランスを整え副交感神経を優位にし、深くリラックスさせる効果があるため、緊張や怒りやストレスを和らげてくれます。安眠効果も高く、心地よい眠りに導いてくれます。
体への作用
基本作用 | 鎮痛、抗菌、消毒、刺激、鎮静、抗発作、消臭、殺虫、寄生虫殺虫 |
循環器系 | 強心、血圧降下 |
筋肉系 | 腰痛、筋肉痛 |
関節系 | 捻挫、リウマチ |
消化器系 | 疝痛、腹部の痙攣、消化不良、駆風、胆汁分泌、吐き気 |
呼吸器系 | 喘息、気管支炎、粘膜症状、咽頭炎、のどの症状、咳、口臭 |
免疫系 | インフルエンザ、白血球活性増進、強壮 |
泌尿器系 | 膀胱炎、利尿、月経困難症、月経前緊張症、月経促進、おりもの |
神経系 | 抗鬱、頭痛、偏頭痛、めまい、緊張、不眠症、ストレス症状、ショック、坐骨神経痛、神経鎮静、耳痛 |
肌への作用
肌タイプ | 全てのタイプ |
スキンケア | ニキビ、吹き出物、日焼け、シミ |
髪 | フケ |
症状 | 皮膚炎、湿疹、膿傷、アレルギー、内出血、火傷、発赤、擦り傷、傷、瘢痕形成、白癬 |