【ラバンディン】筋肉痛や肩こりに良い精油|効果効能と使い方

基本情報

名前 Lavandin
学名 Lavandula x intermedia
(ラヴァンデュラ インテルメディア)
和名  
科名 シソ科
原産国 地中海沿岸、主にフランス
スペイン、ユーゴスラビア、アルゼンチン
抽出部位 花、葉
抽出法 水蒸気蒸留法
コンクリート、アブソリュートも
特徴 淡黄色または緑かかったオリーブ色の液体
香りタイプ フローラル(花系)
香り ラベンダー似の甘美な香りを少し刺激的でクリアに
ノート ミドルノート
香りの強さ
成分 酢酸リナリル (35-45%)
リナロール(30-40%)
シネオール、ゲラニオール、カンフェン、ピネン
エステル類とモノテルペンアルコール類の相乗効果で皮膚疾患に効果的
ラベンダーには含まれていない刺激的なカンファーが含まれている

植物の歴史

Lavender

古代エジプトやギリシャで薬や料理に用いられ、古代ローマでは洗濯や浴用香料として使われていました。

植物の特徴

Lavender

シソ科ラヴァンドラ属の常緑低木です。多くは花、葉、茎が細かい毛で覆われていて、その間に芳香物質を出す腺があります。ユーカリの様に自然発火する可能性があります。

ラバンディンはラベンダー・スパイクとトゥルーラベンダーの交配種で「ハイブリッド・ラベンダー」と呼ばれることもあります。草丈40−100cm程のひときわ大きいラベンダーで、淡い青から灰色がかった紫色です。耐寒性が強く高温多湿にも耐えることができるので、採油率が高いです。香料としての質はラベンダースパイクよりも劣ってしまいます。

効果効能

心への作用

疲れた心をリフレッシュする効果があり、集中力を高めたいときや気分転換におすすめです。

体への作用

基本作用 鎮痛、抗菌、消毒、刺激、鎮静、抗発作、消臭、殺虫、寄生虫殺虫
循環器系 強心、血圧降下
筋肉系 腰痛、筋肉痛
関節系 捻挫、リウマチ
消化器系 疝痛、腹部の痙攣、消化不良、駆風、胆汁分泌、吐き気
呼吸器系 喘息、気管支炎、粘膜症状、咽頭炎、のどの症状、咳、口臭
免疫系  インフルエンザ、白血球活性増進、強壮
泌尿器系 膀胱炎、利尿、月経困難症、月経前緊張症、月経促進、おりもの
神経系 抗鬱、頭痛、偏頭痛、めまい、緊張、不眠症、ストレス症状、ショック、坐骨神経痛、神経鎮静、耳痛

肌への作用

肌タイプ 全てのタイプ
スキンケア ニキビ、吹き出物、日焼け、シミ
フケ 
症状 皮膚炎、湿疹、膿傷、アレルギー、内出血、火傷、発赤、擦り傷、傷、瘢痕形成、白癬

注意点

  • 敏感肌に刺激がある可能性
  • 妊娠中

オススメの使用方法

全ての肌タイプに合い、皮膚トラブルを改善
また、軽い火傷にも効果的
鎮痛作用で筋肉痛や肩こり、頭痛や偏頭痛を和らげる
咳や風邪など呼吸器系症状を和らげる

相性の良い精油

シトラス オレンジスィート
レモン
シトロネラ
ベルガモット
フローラル ジャスミン
ゼラニウム
カモミールローマン
カモミールジャーマン
スパイシー  
ウッディー  
ハーバル クラリセージ
アーシー  
バルサミック