基本情報
名前 | Hazelnut |
学名 | Corylus avellana L. |
科名 | カバノキ科 |
原産国 | ヨーロッパ、北アメリカ、南米 |
抽出部位 | 堅果 |
抽出方法 | 低温圧搾法 |
特徴 | 淡黄色で伸びやすく、ベタつき感が少ない |
香り | 微かにナッツの香ばしい香り |
浸透力 | とても高い |
酸化 | 酸化しにくい |
植物の歴史
氷河期後、ヨーロッパに拡大した最初の低木です。ヨーロッパでは石器時代から食べられており、2300年前にトルコ北部では栽培が既に始まっていたとされています。
植物の特徴
カバノキ科ハシバミ属の落葉低木で、旬は9月頃でどんぐりに似た少し大きめの果実をつけます。中央アジアで栽培が盛んですが、世界に流通する75%、日本に輸入される95%がトルコ産です。ほとんどがお菓子に使われます。
ナッツ類の中では最も多く葉酸を含んでいます。
成分
不飽和脂肪酸 | オレイン酸75% パルミトオレイン酸15−20% リノール酸10% |
飽和脂肪酸 | パルミチン酸5% ステアリン酸2% ミスチリン酸0.1% |
必須脂肪酸 | |
ビタミン ミネラル | ビタミンE 50mg ビタミンA ビタミンB カルシウム マグネシウム 葉酸 |
(ヨーロッパ産はオレイン酸が約75%、南米産はオレイン酸が約40%)
効果効能
作用
■肌の再生、皮膚や血管の活性
オリーブオイルの2.5倍のビタミンEを含み、その他の栄養価が高いため、荒れた肌の再生力が高いです。また、皮膚細胞も元気になるため、アンチエイジングにも効果が期待できます。
特に南米産はオレイン酸が約40%、パルトオレイン酸が20-25%で肌再生能力が高いが、日本では手に入りにくいです。
■脂性肌のケア
特に脂性肌に向いていて、ニキビのケアや皮脂バランスの調整に良いです。
■皮膚の柔軟性効果
オレイン酸が豊富で保湿効果が高いです。
肌タイプ
乾燥肌 | ○ |
敏感肌 | △ |
混合肌 | ○ |
脂性肌 | ◎ |
壮年肌 | △ |
アレルギー | △ |
注意点
まれに蕁麻疹を起こすことがあり、敏感肌やアレルギーの場合は注意が必要。パッチテストを行いましょう。
相性の良い精油
グレープシードオイル、サンフラワーオイル
オススメ使用方法
スキンケア、マッサージ、トリートメントに
香りが気になる場合は他のキャリアオイルとブレンドしましょう