【フランキンセンス】気管支炎や喘息に良い精油|効果効能と使い方

基本情報

名前 Frankincense
学名 Boswell is carterii
(ボスウェリア カルテリー)
和名 乳香
別名 オリバナム
科名 カンラン科
原産国 アフリカ北東部全域に自生
樹脂はソマリア、エチオピア、アラビア南部で生産され、ヨーロッパやインドで蒸留されている
抽出部位 樹脂
抽出法 水蒸気蒸留法
特徴 淡黄色または緑色の液体
香りタイプ バルサミック(樹脂系)
香り 日本のお香のようなスモーキーな香り
ノート ベースノート
香りの強さ
成分 モノテルペン炭化水素のピネン(25-50%)
ジテルペン,リモネン,フェランドレン,テルピネン,シメン,ミルセン,ツジョン
オクチル酢酸,オクタール,インセンスール,βカリオフィレン
ピネン:鎮痙作用、慢性の気管支炎(急性は1.8シネオール)
ミルセン:肝臓、腎臓刺激
βカリオフィレン多くても10%:基本は気を高揚させるがフランキンセンスとジャスミンは鎮静させる

植物の歴史

紀元前40世期のエジプトのお墓から埋葬品として発掘されたり、イエス・キリストの神話の中にも登場するほど、古くから親しまれてきました。お香や香水として、又中国では漢方薬として使われ、また数千年にわたり宗教にも香として使われています。南アラビアの地域では、鎮痛やリラクゼーションのために樹脂をガムのように噛むこともあるそうです。

植物の特徴

カンラン科ボスウェリア属で大体2,3mほどの大きさに育ちます、樹脂は空気に触れて固体になり、透明の樹脂は1,2週間かけて乳白色や淡黄色となって採集されます。

効果効能

心への作用

哀しい心をなぐさめ、不安を和らげてくれる

体への作用

基本作用 鎮静、抗菌、抗炎症、強壮
循環器系  
筋肉系  
関節系  
消化器系 消化促進、駆風
呼吸器系 喘息(特に慢性の)、気管支炎、粘膜症状、咳、咽頭炎、去痰
免疫系 夏バテ、風邪、インフルエンザ、白血球活性増進 
泌尿器系 膀胱炎、月経困難症、織物、不正出血、子宮強壮、利尿
神経系 緊張、不安、ストレス症状、ショック状態、脳のトラブル

肌への作用

肌タイプ 乾燥肌、壮年肌、混合肌
スキンケア シワ、たるみ、肌代謝
 
症状 傷、傷跡、妊娠線、

注意点

  • 妊娠初期

オススメの使用方法

老化した肌を活性化。傷、シワ、たるみの改善
鎮静作用があるためリラックスでき、ストレスを軽減
慢性の気管支炎や、ストレス性の喘息の緩和
瞑想やリラクゼーションに効果的

相性の良い精油

シトラス オレンジスィート
グレープフルーツ
マンダリン
メリッサ
レモン
フローラル ネロリ
ゼラニウム
ラベンダー
カモミールローマン
ジャスミン
ローズ
スパイシー ブラックペッパー
シナモン
カルダモン
ウッディー シダーウッドアトラス
ジュニパーベリー
ローズウッド
ハーバル バジル
クラリセージ
ローズマリー
アーシー サンダルウッド
パチュリ
バルサミック ミルラ
ベンゾイン