【フェンネルスィート】ホルモンバランスを整える精油|効果効能と使い方

基本情報

名前 Sweet Fennel
学名 Foeniculum vulgare
(ホエニクルム ウルガレ)
和名  ウイキョウ
科名 セリ科
原産国 フランス、イタリア、ギリシャ
抽出部位 シード(種子)
抽出法 水蒸気蒸留法
特徴 無色または淡黄色の液体
香りタイプ ハーバル(ハーブ系)
香り 草木のような深くて甘いスパイシーな香り
ノート トップ/ミドルノート
香りの強さ 中〜強
成分 アネトール(50-60%),リモネン,ピネン,アニス酸 ,アニスアルデヒド,カンフェン
トランスアネトール:抗アレルギー作用、エストロゲン作用
→プロラクチンとは母乳を出すホルモン(黄体刺激ホルモン)

植物の歴史

中国植物名では“茴香“、フランス語ではFenouil(フヌイユ)とも呼ばれ、古代エジプトや古代ローマでも栽培されていた記録が残っており、歴史上では最も古い植物の1つとされているそうです。日本には平安時代に中国から渡来しました。古くから食用、薬用、化粧品などに用いられてきました。

植物の特徴

セリ科ウイキョウ属の多年生草本。 1,2mにまで全体が枝分かれしながら成長し、夏には黄色の小さな花を咲かし、秋には茶褐色の果実をつけます。シードは正確に果実で香辛料や漢方として良く使われています。

効果効能

心への作用

月経前のイライラを鎮めてくれ、落ち込んだ時には気持ちを明るく前向きにしてくれます。

体への作用

基本作用 抗炎症、消毒、強壮、駆虫、抗微生物
循環器系 静脈瘤、肥満、むくみ、浄血、循環刺激
筋肉系 鎮痙
関節系 リウマチ
消化器系 食欲不振、疝痛、便秘、消化不良、駆風、しゃっくり、健胃、吐き気、痙攣性大腸炎、緩下、胆のう強壮、二日酔い
呼吸器系 喘息、気管支炎、しゃっくり(空気嚥下症)、去痰
免疫系  
泌尿器系 母乳不足、無月経、月経前症候群(PMS)、更年期障害、催淫、月経促進
神経系  

肌への作用

肌タイプ 脂性肌、壮年肌、艶のない肌
スキンケア ニキビ、くすみ、シワ、シミ、たるみ
 
症状 脂漏性皮膚炎、内出血

注意点

  • 大量に使うと催眠作用あり
  • 長期間の使用で肝臓組織の変色の可能性
  • 妊婦
  • 授乳中
  • 乳幼児
  • 癲癇
  • ホルモン依存症のがん患者

オススメの使用方法

脂性肌や壮年肌によく、肌を丈夫にする
体内の毒素を排出したり、消化不良や腹部の膨張感の改善、無月経に効果的
更年期障害や生理前のイライラを鎮めたり、吐き気の改善にも

相性の良い精油

シトラス レモン
フローラル ラベンダー
ローズ
スパイシー  
ウッディー  
ハーバル ローズマリー
アーシー サンダルウッド
バルサミック