【ユーカリグロブルス】呼吸器系トラブルやイライラに良い精油|効果効能と使い方

基本情報

名前 Eucalyptus
学名 Eucalyptus globulus
(エウカリプトス グロブルス)
和名 ユーカリノキ
科名 フトモモ科
原産国 タスマニア、オーストラリア原産
スペイン、ポルトガル、中国、ブラジル、ロシア
抽出部位 新鮮、又は乾燥した葉
抽出法 水蒸気蒸留法
特徴 無色の液体(熟成すると黄色に変わっていく)
香りタイプ ウッディー(樹木系)
香り ミント系の染み通るようなシャープでクリアな香り
ノート トップノート
香りの強さ
成分 1.8シネオール(70-85%)、ピネン、リモネン、シメン、フェランドレン、テルピネン、アロマデンドリン
1.8シネオール:免疫グロブリンUP、抗炎症作用、うがい薬や風邪薬にも使われる
消化器系、肝臓・腎臓に良く、蠕動運動UP
70%以上だと医薬品に使われる

植物の歴史

オーストラリアの原住民であるアボリジニは古くから、ユーカリを健康のために利用してきました。

植物の特徴

Eucalyptus
フトモモ科ユーカリ属で常緑高木です。コアラの主食として知られており、水を吸い上げる力が強力なので成長が早く、樹高100m近くまで育ちます。ユーカリには500以上もの種類があり、木材としても人気があります。オーストラリアで自然火災が多いのはユーカリのはが放出するテルペンが一因と言われていますが、ユーカリ自体は根本や枝から新芽を出してすぐに成長するので「再生の象徴」としても有名です。

たくさん種類がある中でも最も一般的に親しまれている種類です。

効果効能

心への作用

イライラした気分を鎮め、脳を刺激し集中力を高めてくれたり、リフレッシュ効果があります。

体への作用

基本作用 鎮痛、消毒、寄生虫殺虫、刺激、消臭
循環器系 循環不全、鬱血、浄血、高血糖
筋肉系 筋肉痛、鎮痙
関節系 リウマチ、捻挫
消化器系 肝臓、腎臓、蠕動運動
呼吸器系 粘膜症状、鼻炎、喘息、気管支炎、せき、のどの炎症、去痰、下気道
免疫系 解熱、風邪、インフルエンザ、病気予防、免疫UP、はしか、水疱瘡
泌尿器系 利尿
神経系 衰弱、頭痛、神経痛

肌への作用

肌タイプ  
スキンケア ニキビ
フケ、シラミ、オイリーヘア
症状 皮膚炎、菌による皮膚炎、水泡、ヘルペス、炎症、瘢痕形成、火傷、傷、水虫、虫刺され

注意点

  • 刺激あり
  • 内服するとユーカリオイルには毒性があり、3.5mlで致命傷に至ったケースがある
  • 幼児
  • 高血圧

オススメの使用方法

粘膜症状や咳、喉の炎症などの緩和
また、免疫力を高め風邪や感染症の予防に
勉強中などの集中したいときのお供に

【ヘアパック】
フケ症やオイリーヘアの緩和。刺激があるので濃度には気をつける

相性の良い精油

シトラス レモン
メリッサ
ベルガモット
レモングラス
フローラル ラベンダー
スパイシー コリアンダー
ウッディー ジュニパーベリー
サイプレス
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ハーバル  
アーシー  
バルサミック