基本情報
名前 | Avocado |
学名 | Persea americana |
科名 | クスノキ科 |
原産国 | 南アメリカ、中央アメリカ |
抽出部位 | 新鮮なアボカドの実 |
抽出方法 | 低温圧搾法 溶剤抽出 |
特徴 | 粘性が高く、やや脂っぽい感じ 冷えると固まり、有効成分が沈澱する |
香り | ほぼ無臭か、独特のコクのある香り |
浸透力 | とても高い |
酸化 | 酸化しにくい |
植物の歴史
古くから熱帯コロンビアやメキシコ南部で野生しており、アステカ族により栽培されました。13世紀末のインカ王の墓からアボカドの種も発見され、16世期にはアメリカに伝わり、今では多くの国で栽培されています。
植物の特徴
クスノキ科ワニナシ属の常緑高木です。主に熱帯や亜熱帯で育成します。野生のものは30mほどの高さになり、果樹園では接木するので10mの高さに育ちます。5月頃に花を咲かせ、冬に濃い緑色の果実を収穫できます。良質な不飽和脂肪酸が多く「森のバター」と言われています。
成分
不飽和脂肪酸 | オレイン酸 65% リノール酸 15% パルミトレイン酸 5% リノレン酸 1% エイコセン酸 0.1% |
飽和脂肪酸 | パルミチン酸 15% ステアリン酸 0.5% |
ビタミン ミネラル | ビタミンA ビタミンB ビタミンD βカロチン レシン 葉緑素 |
効果効能
作用
■高い保湿力
オレイン酸を70%も含み、保湿力が高く、潤いを与えて肌を柔らかくします。角質化したかかと、足裏、肘などのケア。
■角質層へのケア
粘質が高いオイルでは珍しく、角質層への浸透力が特に高いです。なので、ひび割れやかかとや肘などのケアに有効です。
■抗炎症作用
肌や筋肉の炎症や、日焼けを緩和してくれます。
■皮膚再生
皮膚を再生させる特徴があるので、妊娠線や肉割れに効果的です。
■アンチエイジング
高い保湿力でシワ予防や、皮膚を再生させるので老化を食い止めることができます。
■皮膚を保護する
紫外線や外気から肌を保護する作用があります。
肌タイプ
乾燥肌 | ◎ |
敏感肌 | ○ |
混合肌 | ○ |
脂性肌 | ○ |
壮年肌 | ◎ |
アレルギー | △ |
注意点
相性の良いオイル
フェイシャルに向いているが、トリートメントで使用するには他のキャリアオイルに10−20%の割合でブレンドするのが良い。
オススメ使用方法
スキンケア、トリートメント、ヘアパック