【カモミールジャーマン】アレルギーや免疫系に良い精油|効果効能と使い方

基本情報

名前 Chamomile German
学名 Matricaria recutica
(マトリカリア レクティカ)
Matricaria chamomilla
(マトリカリア カモミリア)
和名 カミツレ
科名 キク科
原産地 エジプト、スロべキア
ドイツ以外のヨーロッパおよびアジア北部西部原産で北米、オーストラリアに気化。
栽培は大々的で、生産地のハンガリーや東ヨーロッパではオイルも生産。
抽出部位 開花中の頭花
抽出方法 水蒸気蒸留法
少量のアブソリュート
特徴 インクのような青色の粘質の液体
アブソリュートは濃い青で粘度、揮発保留作用ともに高い
香りタイプ フローラル(花系)
香り 強く甘く温かいスパイシーな香り
カモミールローマンよりまろやか
ノート ミドルノート
香りの強さ
成分 酸化ビザボロールオキサイドA(15-50%)
Trans-β-ファネッセン(20-30%)
カマズレン(3-10%)
エンインジヒクロエーテル
カマズレンは取れたての花には含まれず、蒸留の過程で生成する
カマズレンは高い抗アレルギー作用があり、免疫にも良い

植物の歴史

Matricaria:マトリックス子宮からくる  Recutica:下に反り返るという意味と、“カマイ+メーロン“=低いところ+リンゴという意味があります。
ヨーロッパでは昔から家庭の薬として使われていました。
日本にはポルトガル人やオランダ人によって伝えられ、栽培が始まりました。

植物の特徴

キク科シカギク属の一年草で秋薪きも時は二年草です。薬物植物として広くに栽培されます。頭花は直径13~25mmでリンゴに似た独特の強い香りがあります。

効果効能

心への作用

不安を取り除き安らぎを与え、心地良い眠りに誘ってくれます。リラックス作用に優れています。

体への作用

基本作用 殺菌、抗炎症、鎮痛、鎮静、歯痛、歯の生え替わりの痛み
循環器系 発汗
筋肉系 筋肉痛、鎮痙
関節系 関節炎、リウマチ、捻挫
消化器系 消化不良、疝痛、吐き気、胃痙攣、駆風、胆汁排出、健胃、虫下し
呼吸器系  
免疫系 白血球生産促進抗アレルギー、解熱、免疫力UP
泌尿器系 月経困難症、更年期障害、月経過多
神経系 ストレス症状神経鎮静、頭痛、不眠症、緊張

肌への作用

肌タイプ 敏感肌、乾燥肌(特に痒みを伴う)
スキンケア ニキビ、吹き出物、肌荒れ、肌代謝
 
症状 アレルギー、皮膚炎、アトピー性皮膚炎、痒み、湿疹、火傷、霜焼け、切り傷、膿傷、虫刺され、とこずれ

注意点

  • 人によっては皮膚刺激あり
  • キク科アレルギーの人(ヨモギ、ブタクサ含む)

オススメの使用方法

敏感肌やアレスギー肌に良く、ニキビなどの炎症を抑える
眠れない夜のお供に。安らぎを与え睡眠に導く

【クリーム】
抗炎症作用や止痒作用があるので、皮膚炎やアトピー性肌荒れを改善します。

相性の良い精油

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