【ペパーミント】消化不良、吐き気や乗り物酔いに良い精油|効果効能と使い方

基本情報

名前 Peppermint
学名 Mentha piperita
(メンタ ピペリタ)
和名 セイヨウハッカ、コショウハッカ
科名 シソ科
原産国 ヨーロッパ原産
世界中
抽出部位 花、葉(開いた花)
抽出法 水蒸気蒸留法
特徴 淡黄色もしくは緑がかった液体
香りタイプ ハーバル(ハーブ系)
香り ピリッとした、ミントらしいカンファーのような香り
ノート トップノート
香りの強さ
成分 メントール(29-48%)
メントン(20-31%)
酢酸メチル、メントフラン、リモネン、プレゴン、シネオール
メントール:肝臓強壮
メントン:胆汁分泌(毒性強い)
鎮静作用は濃度が薄いほど効果が大きい

植物の歴史

ペパーミントはヨーロッパでは古くからハーブとして、薬味やお菓子、お酒など幅広く使われていました。
ミント自体は古代ギリシャやローマで浴用香料や食品として誓われたり、軽い病気の薬としても親しまれていました。

植物の特徴

シソ科ハッカ属の多年草で、草丈は1.2m程です。ペパーミントはスペアミント(M.viridis)とウォーターミント(M.aquatica)の交配種です。

効果効能

心への作用

怒りによる興奮や疲労した心を沈め、頭をすっきりリフレッシュさせてくれます。

体への作用

基本作用 鎮痛、抗炎症、抗ウイルス、防虫
循環器系 動悸、強心、血液収縮、発汗
筋肉系 筋肉痛、鎮痙
関節系  
消化器系 吐き気乗り物酔い、二日酔い、健胃、胆汁分泌、肝臓強壮、駆風、疝痛、消化不良、虫下し
呼吸器系 気管支炎、粘膜症状、喘息、鼻風邪、去痰、口臭
免疫系 風邪、インフルエンザ、解熱 
泌尿器系 月経促進、生理痛
神経系 頭痛、偏頭痛、神経疲労、神経性ストレス、めまい、失神、鎮静、歯痛

肌への作用

肌タイプ 脂性肌
スキンケア ニキビ、収斂(毛穴の開きなど)、皮脂バランス
頭皮のベタつき
症状 皮膚炎、脂漏性皮膚炎、水虫(白癬)、痒み、日焼け、虫刺され、体臭

注意点

  • 子供
  • 妊娠中
  • つわり
  • 授乳中
  • 皮膚刺激あり

オススメの使用方法

肌の痒みを抑えながら、脂性肌やニキビの炎症を抑える
また日焼けにも効果的
粘膜症状を抑えてくれ、花粉症にも効果的
吐き気や乗り物酔いの緩和

相性の良い精油

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