【オレンジビター】消化不良に良く前向きになれる精油|効果効能と使い方

基本情報

名前 Orange bitter
学名 Citrus aurantium
(キトルス アウランティウム)
和名 だいだい
科名 ミカン科
原産国 インド、ヒマラヤが原産
インド、中国、地中海、カリフォルニア、イスラエル、南米
オイルはスペイン、ギニア、西インド諸島、イタリア、ブラジル、アメリカ
抽出部位 果皮
(葉はプチグレン、花はネロリ)
抽出法 圧搾法
特徴 濃い黄色ないし茶色
香りタイプ シトラス(柑橘系)
香り 爽やかでドライなフローラル調に豊かでスィートなアンダートーン
ノート トップ/ミドルノート
香りの強さ
成分 リモネン(95-98%)
ミルセン、カンフェン、ピネン、オシメン、シメン、デカナール
少量のアルコールやアルデヒド、ケトン
デカナール:オレンジ特有の香りとなる重要成分

植物の歴史

中国では2000年以上前から栽培されており、アーユルヴェーダの医学書にも薬として使われていたことが記載されています。

植物の特徴

ミカン科ミカン属の常緑樹で5m程の高さになる木に果実をつけます。枝にはトゲがあり、白い花が初夏に咲きます。耐寒性が高く広い地域で育てられています。ビターオレンジはダイダイ、キノット、ベルガモット、ビガラードの総称です。

効果効能

心への作用

緊張やストレスを解消し、不安を取り除いてくれます。オレンジスィートより鎮静効果が強く、不安や鬱に対して働きメディカルアロマで使われることが多い。前向きになりリフレッシュ効果が期待できる。

体への作用

基本作用 消毒、殺菌、殺真菌、抗炎症、強壮、鎮静、鎮痛
循環器系 動悸、むくみ、血圧降下、肥満、血液増加
筋肉系 鎮痙
関節系  
消化器系 消化不良、便秘、下痢、駆風、胆汁分泌、蠕動運動活性、健胃、胃痛、過敏性腸症候群、抗がん(胃)
呼吸器系 気管支炎、抗がん(肺)、去痰
免疫系 悪寒、風邪、インフルエンザ
泌尿器系  
神経系 緊張、ストレス症状、抗うつ、鎮静、神経強化安定作用、中枢神経抑制

肌への作用

肌タイプ 脂性肌、艶のない肌
スキンケア  
 
症状 口の潰瘍
光毒性や皮膚刺激があるため、スキンケアやマッサージにはオススメしません。

注意点

  • 柑橘系はすぐに酸化するので長期保存が出来ない(6ヶ月程)
  • フロクマリンが含まれるものは使用後、日光や紫外線を避ける(6時間程)
  • 服薬中は高濃度の使用は避ける
  • 人によって皮膚刺激があり
  • 毒性がある
  • 妊娠中
  • 授乳中

オススメの使用方法

脂性肌や張りのない肌を改善
下痢や便秘、胃腸のトラブルを全体的に改善し食欲を増進させる
空気中を殺菌し、風邪や感染症の予防に効果的

相性の良い精油

シトラス レモン
フローラル ネロリ
ジャスミン
ローズ
ゼラニウム
スパイシー コリアンダー
クローブ
シナモン
ウッディー サイプレス
ジュニパーベリー
ハーバル  
アーシー パチュリ
バルサミック ミルラ
フランキンセンス