基本情報
名前 | Rose damask |
学名 | Rose damascena (ローズ ダマスケナ) |
和名 | |
科名 | バラ科 |
原産国 | 東洋原産 ブルガリア、トルコ、フランス (インドで作られるのはローズウォーター、ローズオットー、サンダルウッドを混ぜたアターのみ) |
抽出部位 | 花 |
抽出法 | 1.溶剤抽出 2.水蒸気蒸留法(オットー) |
特徴 | 1.赤みを帯びたオレンジ色、またはオリーブ色の粘質の液体 2.淡黄色、またはオリーブイエローの粘質の液体 |
香りタイプ | フローラル(花系) |
香り | 1.豊かで甘くスパイス調・フローラル調の強い香り 2.大変豊かで深く甘いフローラル調とスパイス調 |
ノート | ミドル/ベースノート |
香りの強さ | 強 |
成分 | シトロネロール(34-55%) フェニルエチルエタノール(1.5-3%) ゲラニオール、ネロール(30-40%) ステアロプテン(16-22%) フェニルエチルエタノール(1.5-3%) フェルネソール(0.2-2%) |
植物の歴史
紀元前5000年頃のメソポタミア文明の頃に栽培が始められたといわれております。「香りの女王」とも呼ばれクレオパトラが愛したことで有名です。また2000年以上前から医療用としても用いられ、婦人科系の疾患に処方されていたと記録されています。香水や食用など幅広く使われてきております。
植物の特徴
バラ科バラ属の落葉性低木です。2mほどまで成長しピンクや薄い赤色の花を咲かせます。曲がった刺が特徴です。
効果効能
心への作用
鬱や不眠症によく、神経性の緊張やストレス症状の改善をし、多幸感や幸福感を与えてくれます。また使った人は“気立て良く、寛容になる“といわれています。高揚作用もあるので明るくポジティブにしてくれます。
体への作用
基本作用 | 抗炎症、消毒、殺菌、抗菌、抗ウイルス |
循環器系 | 動悸、循環不全、抗結核、浄血、止血 |
筋肉系 | 鎮痙 |
関節系 | |
消化器系 | 利肝、二日酔い |
呼吸器系 | 喘息、咳、花粉症 |
免疫系 | |
泌尿器系 | 月経困難症、月経不順、月経促進、更年期障害、おりもの、子宮の症状 |
神経系 | 鬱、不眠症、頭痛、緊張、ストレス症状、不感症、インポテンツ |
肌への作用
肌タイプ | 乾燥肌、混合肌、敏感肌、脂性肌、壮年肌 |
スキンケア | シワ、シミ、たるみ、肌の引き締め、収斂、保湿、ニキビ、肌代謝、肌のキメ、皮膚バリア |
髪 | |
症状 | 傷、湿疹、ヘルペス、毛細血管の破砕 |
注意点
オススメの使用方法
スキンケアには水蒸気蒸留で抽出されたローズオットーの方が向いています。