【マンダリン】消化器系のトラブルに良い精油|効果効能と使い方

基本情報

名前 Mandarin
学名 Citrus reticulata
(キトルス レティクラタ)
和名 マンダリン
科名 ミカン科
原産国 中国南部、極東原産
イタリア、スペイン、アルジェリア、ギリシャ、中東、ブラジル
抽出部位 果皮
(葉と小枝でマンダリンプチグレン)
抽出法 圧搾法
プチグレンは水蒸気蒸留法
特徴 橙色の液体
香りタイプ シトラス(柑橘系)
香り フルーティーで甘みのある落ち着いたデリケートな香り
ノート トップノート
香りの強さ
成分 リモネン(75-95%)
脂肪族アルコール類ノナナール・オクタノール(マンダリン特有)
メチルアントラニル酸ジメチル、ゲラニオール、シトラール、シトロネラール
メチルアントラニル酸ジメチルは鎮静効果が非常に高い

植物の歴史

マンダリンは中国清朝の官吏のことで、服の色から由来するそうです。
1805年にヨーロッパに移入され、その40年後にアメリカに移り「タンジェリン」と呼ばれるようになりました。

植物の特徴

ミカン科ミカン属の柑橘類です。常緑低木で白い花が咲き、秋に果実をつけます。果皮は薄いのが特徴です。熟成した果皮の色が黄色〜橙色のものがマンダリン。橙色〜赤色のものがタンジェリン。

効果効能

心への作用

不安を取り除いたり、うつを和らげてくれ、パニック症候群にも効果的です。気持ちを明るく盛り上げてくれますが、鎮静の働きでリラックス作用があります。

体への作用

基本作用 鎮静、消毒、強壮
循環器系 むくみ、肥満
筋肉系 鎮痙
関節系  
消化器系 消化不良、腸の悪症状、胃炎(ストレス)、便秘、緩下、駆風
呼吸器系 しゃっくり
免疫系  
泌尿器系 穏やかな利尿
神経系 不眠症、神経性の緊張、イライラ、パニック症候群

肌への作用

肌タイプ 乾燥肌、壮年肌
スキンケア ニキビ、肌荒れ、抗酸化、くすみ、小じわ
育毛促進
症状 妊娠線、セルライト

注意点

  • 柑橘系はすぐに酸化するので長期保存が出来ない(6ヶ月程)
  • フロクマリンが含まれるものは使用後、日光や紫外線を避ける
  • 服薬中は高濃度の使用は避ける

オススメの使用方法

皮膚を柔らかくなめらかに整え
妊娠線やセルライトの改善予防
ラベンダーやネロリとのブレンドで相乗効果
食欲を増進させ、消化器系を強化
また、便秘やガスによるお腹の張りに効果的

相性の良い精油

シトラス グレープフルーツ
レモン
メリッサ
ライム
フローラル ネロリ
ゼラニウム
ラベンダー
カモミールローマン
カモミールジャーマン
イランイラン
ローズ
パルマローザ
スパイシー  
ウッディー ローズウッド
プチグレン
マートル
パイン
ハーバル マジョラム
アーシー  
バルサミック ベンゾイン