基本情報
名前 | Marjoram |
学名 | Origanum majorana (オリガヌム マヨラナ) |
和名 | マヨラナ |
科名 | シソ科 |
原産国 | 地中海地方、エジプト、北アフリカ原産 |
抽出部位 | 花、葉(花が開いたところで全体を乾燥させる) |
抽出法 | 水蒸気蒸留法 オレオレジンも少量 |
特徴 | 淡黄色または琥珀色のゆるい液体 |
香りタイプ | ハーバル(ハーブ系) |
香り | 温かみがありながらややスパイシーですっきりな香り |
ノート | ミドルノート |
香りの強さ | 中 |
成分 | テルピネン、テルピネオール、サビネン、リナロール、カルバクロール、酢酸リナリル、オシメン、カジネン、酢酸ゲラニル、シトラール、オイゲノール |
植物の歴史
「美と愛の女神アフロディーテが作り出した」といわれているハーブで、古代ギリシャやローマで栽培されていました。幸せを象徴するとして花冠が作られたり、健康に良いハーブとして人気がありました。
植物の特徴
シソ科ハナハッカ属の多年草です。茂みに育ち、夏に白い花を咲かせます。また赤みがかった枝が特徴的です。同属にはイタリア料理に使われるオレガノがあります。
効果効能
心への作用
不安や孤独感、ストレスを和らげて、心を楽にしてくれます。
体への作用
基本作用 | 酸化防止、鎮痛、殺菌、強壮 |
循環器系 | ストレス性高血圧、血管拡張、血行促進、冷え性 |
筋肉系 | 肩こり、腰痛、鎮痙 |
関節系 | 関節炎、リウマチ |
消化器系 | 疝痛、便秘、下痢、消化不良、駆風、緩下、健胃 |
呼吸器系 | 喘息、気管支炎、咳、去痰 |
免疫系 | 風邪、抗ウイルス |
泌尿器系 | 無月経、月毛困難症、おりもの、月経緊張症、利尿、催淫 |
神経系 | 中枢神経鎮静、副交感神経の強壮、甲状腺機能障害、(バセドー病など)亢進低下、ストレス症状、偏頭痛、緊張、神経鎮静 |
肌への作用
肌タイプ | 乾燥肌、壮年肌 |
スキンケア | 肌荒れ、肌のキメ、肌代謝、小じわ、クマ、くすみ |
髪 | |
症状 | 霜焼け、内出血、マダニ |
注意点
オススメの使用方法
相性の良い精油
シトラス | オレンジスィート ベルガモット |
フローラル | ラベンダー カモミールローマン カモミールジャーマン ネロリ イランイラン ゼラニウム |
スパイシー | |
ウッディー | サイプレス シダーウッドアトラス ローズウッド ユーカリ |
ハーバル | ローズマリー ペパーミント |
アーシー | サンダルウッド |
バルサミック | フランキンセンス |
ズキズキ系の頭痛にはラベンダー、ローマンカモミール、パチュリがオススメ