【プチグレン】消化不良や神経疲労を緩和する精油|効果効能と使い方

基本情報

名前 Petitgrain
学名 Citrus aurantium
(キトルス アウランティウム)
和名 ダイダイ
別名 ビガラード
科名 ミカン科
原産国 フランス、北アメリカ、中国東部
抽出部位 葉、枝
抽出法 水蒸気蒸留法
特徴 淡黄色または琥珀色の液体
香りタイプ ウッディー(樹木系)
香り ウッディーな香りにフローラルで爽やかな香り
ノート トップノート
香りの強さ
成分 酢酸リナリル(40-80%)
酢酸ゲラニル、リナロール、ネロール、テルピネオール、ゲラニオール、ネロリドール、ファルネソール、リモネン

植物の歴史

プチグレンはビターオレンジの葉と小枝から抽出したものとされていますが、ビターオレンジはダイダイ、キノット、ベルガモット、ビガラードの総称です。主なプチグレンは“ビガラード“から抽出されている精油を指します。なので、オレンジスィートのプチグレン、レモンのプチグレンも存在します。

Orange bitter

中国では2000年以上前から栽培されており、アーユルヴェーダの医学書にも薬として使われていたことが記載されています。

植物の特徴

Orange bitter

ミカン科ミカン属の常緑樹で5m程の高さになる木に果実をつけます。枝にはトゲがあり、白い花が初夏に咲きます。耐寒性が高く広い地域で育てられています。

ビガラードは苦味の強いオレンジです。鴨に合わせるソースとしてとても有名です。

効果効能

心への作用

感情のバランスを整えてくれるのにとても良く、神経疲労やストレス症状を緩和してくれます。

体への作用

基本作用 消毒、刺激、強壮、消臭
循環器系 動悸、不整脈、多汗症
筋肉系  
関節系  
消化器系 消化不良、胃痛、下痢、便秘、駆風、健胃、消化機能刺激
呼吸器系  
免疫系  免疫強化
泌尿器系  
神経系 自律神経調整、神経刺激、不眠症、神経疲労、中枢神経抑制、ストレス症状、抗不安、鎮静

肌への作用

肌タイプ 脂性肌、壮年肌
スキンケア ニキビ、皮脂バランス、シミ、シワ
オイリーヘア 、頭皮のベタつき、フケ
症状 多汗症、体臭

注意点

  • 運転前などは控える

オススメの使用方法

脂性肌によく、皮脂バランスを整えてくれる
消化器系の症状を緩和し、リラックス効果が大きい
消化不良や腹部の膨張感によく、安眠効果も

相性の良い精油

シトラス ベルガモット
フローラル ラベンダー
パルマローザ
ローズ
カモミールローマン
カモミールジャーマン
スパイシー クローブ
ウッディー シダーウッド
サイプレス
ローズウッド
ハーバル ローズマリー
アーシー ベチバー
パチュリ
サンダルウッド
バルサミック