【パチュリ】神経疲労やストレスを緩和する精油|効果効能と使い方

基本情報

名前 Patchouli
学名 Pogostemon cablin
(ポゴステモン カブリン)
和名  
科名 シソ科
原産国 熱帯アジア地域。特にインドネシア、フィリピン原産
オイルはインド、中国、マレーシア、南米
蒸留はヨーロッパやアメリカでも
抽出部位
抽出法 水蒸気蒸留法(乾燥させてから)
レジノイドも
特徴 琥珀色または濃いオレンジ色の粘質の液体
香りタイプ アーシー(大地系)
香り 甘く豊かでハーブらしい土の香り
熟成するにつれて良くなる
ノート ベースノート
香りの強さ
成分 パチュリアルコール(40%)
ポゴストール、ブルネソール、ノルパチュレノール、パチュレノール、ブルネセ、パチュレン

植物の歴史

古くから、香や香水に用いられてきました。漢方でも“霍香“という名で親しまれてきます。また虫除けに効果的であるとし、シルクロードの交易商は絹と一緒に乾燥させたパチュリの葉を一緒に包んで運んだと言われています。

植物の特徴

シソ科ミズトラノオ属の低木です。60−90cmほどで暑い環境に生息しますが、直射日光は苦手なようです。秋ごろに強い香りを放つ花を咲かせます。
熟成するにつれて香りも質も良くなるという、珍しい精油です。

効果効能

心への作用

気持ちを穏やかにし情緒を安定させてくれます。また神経疲労やストレス症状によく効きます。

体への作用

基本作用 抗炎症、抗菌、抗毒、消毒、殺菌、消臭、強壮
循環器系 鬱滞除去、静脈強壮、血行促進、冷え性、むくみ
筋肉系  
関節系  
消化器系 消化促進、吐き気、健胃、駆風、過食防止
呼吸器系  
免疫系 抗ウイルス、病気予防 
泌尿器系  
神経系 神経疲労、ストレス症状、イライラ、鬱、不感症、催淫

肌への作用

肌タイプ 脂性肌、混合肌、乾燥肌、壮年肌、荒れた肌
スキンケア ニキビ、皮脂バランス、収斂、毛穴の広がり、シワ、たるみ、くま、くすみ、肌代謝
オイリーヘア 、フケ
症状 ひび、あかぎれ、皮膚炎、湿疹(滲出液)、菌による感染症、ヘルペス、傷、瘢痕形成、水虫、虫除け
(少量)神経鎮静(多量)神経刺激
温めるる作用と抗炎症作用を兼ねている

注意点

  • 妊娠初期

オススメの使用方法

脂性肌やニキビの炎症を改善し、皮脂バランスを良くする
筋肉痛や腰痛を改善し、鬱滞除去や血行促進作用があるのでダイエットにも効果的

【クリーム】
あかぎれや湿疹、水虫に効果的

相性の良い精油

シトラスベルガモット
レモングラス
フローラルローズ
ラベンダー

ゼラニウム
カモミールローマン
カモミールジャーマン
イランイラン
ネロリ
スパイシーブラックペッパー
ウッディーローズウッド
ハーバルクラリセージ
アーシーサンダルウッド
バルサミックフランキンセンス
ベンゾイン
ミルラ