【ジンジャー】吐き気や消化不良に良い精油|効果効能と使い方

基本情報

名前 Ginger
学名 Zingiber officinale
(ジンギベル オフィキナレ)
和名 ショウガ
科名 ショウガ科
原産国 アジア南部原産
中国、ナイジェリア、西インド諸島、インド、日本などの熱帯地域
オイルの生産はほとんど中国、イギリス、インド
抽出部位
抽出法 水蒸気蒸留法(皮のついたまま乾燥させ、すり潰した根茎)
アブソリュートオレオレジンも香水用に採取される
特徴 淡黄色、琥珀色、又は緑かかった液体
香りタイプ スパイシー(スパイス系)
香り 温かく少し緑走ったウッディ調にスパイシーな爽やかな香り
ノート トップ/ミドルノート
香りの強さ 中〜強
成分 ジンギベレン(25-40%)
ジンゲリン,ジンゲノール,ジンゲロン,リナロール,カンフェン,フェランドン,シトラール,ボルネオール
ジンギベレン:消化促進

植物の歴史

インドや中国では紀元前500年前頃から保存食や医薬品として使われ、以降も香辛料や生薬として親しまれてきました。日本では2世紀頃に中国から伝わり栽培されていたそうです。

植物の特徴

ショウガ科ショウガ属の多年草です。150種類以上も存在し、主に温かい場所で栽培されています。使われるのは根や茎の部分ですが、夏から秋に黄色の花を咲かします。

効果効能

心への作用

冷めた心を明るく盛り上げてくれ、集中力や記憶力を高めたい時に効果を発揮してくれます。

体への作用

基本作用 疲労、鎮痛、酸化防止、消毒殺菌、刺激、強壮
循環器系 循環不全、発汗、冷え性、鬱血
筋肉系 筋肉痛、コリ
関節系 関節炎、リウマチ、捻挫
消化器系 消化不良、下痢、疝痛、痙攣、駆風、食欲不振、便秘、吐き気、乗り物酔い、緩下、健胃
呼吸器系 粘膜症状、慢性気管支炎、鼻炎、咳、のどの痛み、鎮咳、去痰
免疫系 悪寒、風邪、インフルエンザ、熱、感染症、解熱 
泌尿器系  
神経系 衰弱、神経疲労、催淫、頭痛、インポテンツ

肌への作用

肌タイプ  
スキンケア  
 
症状  

注意点

  • 少量の光毒性があり、感作作用(アレルギー)を起こす人も
  • 妊娠初期

オススメの使用方法

体を温める作用があるので、風邪や急な冷えなどにも即効性がある
吐き気を鎮める作用が強く、つわりにもよい

【温湿布】
胃の上に温湿布をすることで消化吸収を助け、不調の改善に

相性の良い精油

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