【ジュニパーベリー】老廃物を排出する精油|効果効能と使い方

基本情報

名前 Juniper
学名 Juniperus communis
(ユニペルス コンムニス)
和名 セイヨウネズ
科名 ヒノキ科
原産国 シベリア、カナダ、北ヨーロッパ、アジア北部などが原産
オイルの生産はフランス、スロべキア、イタリア、ユーゴスラビア、オーストラリア、チェコスロバキア、スペイン、ドイツ
抽出部位 1.ベリー
2.針葉樹と小枝(環境保護の為ベリーより多い)
抽出法 水蒸気蒸留法
1.ジュニパーブランデーの副産物として最初に発酵させる場合も
2.レジノイド、コンクリート、アブソリュートも少量
特徴 無色または淡黄色
香りタイプ ウッディー(樹木系)
香り 深い森林を思わせるライトな香りに果実香
ヒノキに似ている
1.甘く爽やかでウッディー・バルサム調の香り
2.甘く爽やかでバルサム調のテルペンチン様の香り
ノート ミドルノート
香りの強さ 弱〜中
成分 モノテルペン炭化水素類α-ピネン(30-80%)
サビネン(5-35%)
β-ミルセン(3-15%)
リモネン,シメン,テルピネン,ツジョン,カンフェン
β-ミルセン:肝臓強壮作用、腎臓機能促進作用

植物の歴史

古くからジュニパーには浄化作用があるとされており、葉や果実を燻って儀式や病院内でも使われていました。また精神面も浄化するといわれ、瞑想や宗教上の薫香にも用いられました。

植物の特徴

ヒノキ科ビャクシン属の針葉樹です。お酒のジンの香りづけとしても有名で、樹木の中で最も広い分布域を持ちます。低起で5m程のものが多く、小さな黄色の花を咲かせ、黒紫色で5mm程の果実をつけます。男性用の香水原料としても人気です。

効果効能

心への作用

「心を浄化する香り」と呼ばれています。爽快な香りがストレスを癒し気持ちをリフレッシュさせ、前向きにさせてくれます。また集中力を高める効果があります。

体への作用

基本作用 消毒、抗炎症、強壮、鎮痛
循環器系 老廃物の蓄積、リンパの循環、動脈硬化、静脈瘤、浄血、鬱滞、むくみ、冷え、肥満、デトックス、発汗
筋肉系 筋肉痛、肩こり、鎮痙、痔
関節系 関節痛、多発性関節炎、痛風、リウマチ
消化器系 駆風、駆虫、健胃
呼吸器系  
免疫系 風邪、インフルエンザ、感染症 
泌尿器系 無月経、膀胱炎、月経困難症、おりもの、利尿
神経系 不安、緊張、鬱、ストレス症状、催淫、神経鎮静、坐骨神経痛

肌への作用

肌タイプ 脂性肌
スキンケア ニキビ、収斂(毛穴の開きなど)、皮脂バランス
頭皮減退 
症状 皮膚炎、湿疹、傷、傷の回復、瘢痕形成、発赤、体臭

注意点

  • 人によって皮膚刺激
  • 妊娠中
  • 腎疾患

オススメの使用方法

皮脂のバランスを整え、ニキビの治りを促す
水との相性が良いので特にオススメ
体内の老廃物を排出させデトックスを促す
森林浴効果があり、リフレッシュに効果的

相性の良い精油

シトラス オレンジスィート
ビターオレンジ
ベルガモット
グレープフルーツ
レモン
レモングラス
ライム
メリッサ
フローラル ゼラニウム
ラベンダー
スパイシー  
ウッディー サイプレス
ユーカリ
シダーウッドアトラス
ハーバル ローズマリー
クラリセージ
アーシー  
バルサミック フランキンセンス
ベンゾイン