【バジルオイル】神経を集中させる1番の精油|効果効能と使い方

基本情報

名前 Basil (Low Methyl Chavicol)
学名 Ocimumu basilicum
(オキムム バジリクム)
和名 メボウキ(目箒)
別名 バジリコ
科名 シソ科
原産地 現在は主にヨーロッパ、地中海地方、太平洋の島々、北・南アメリカ
ヨーロピアンバジル・フレンチバジル・トゥルースィートバジルは
フランス、イタリア、エジプト、ユーゴスラビア、アメリカ
抽出法 水蒸気蒸留法
抽出部位 花、茎、葉(本来は花の開いたもの)
特徴 無色、または淡黄色
香りタイプ ハーバル(ハーブ系)
香り 軽く爽やかで甘いスパイシーな香りと、バルサム調のアンダートーン
ノート トップノート
香りの強さ 中〜強
成分 フェノールメチルエーテル類カビコールメチルエーテル(85-95%)
リナロール,エストラゴール(23%),少量のオイゲノール、リモネン、シトロネロール

植物の歴史

「ハーブの王様」の異名を持つバジル。学名にはOcimum:目ぼうき Basilicum:王者のためのものという意味があります。インドでは神に捧げる神聖なハーブとされており、アーユルヴェーダではバジルは重要なハーブで、強壮剤として用いられる他、風邪の治療に使われています。アレキサンダー王によってヨーロッパに伝えられ、エジプトではお墓に植えられていました。

植物の特徴

シソ科メボウキ属の多年草です。日本では越冬できないので一年草として扱われています。
種子を水に浸けるとグルコマンナンを含むためゲル化します。
古くからたくさんの活用方法で親しまれていたバジルは現在60種類以上もあります。basilicum以外の品種も含めると150種類もあります。有効成分のエストラゴールは大量に取ると発ガン性がありますが、通常量なら問題はありません。

効果効能

心への作用

「神経を集中させる1番の精油」と言われるほどの強壮剤となり、意識をクリアにし、心を強くしたり集中力を高めてくれます。自律神経のバランスを良くし知的疲労を取り除いてくれるので、ストレスや無気力症、うつや緊張状態にも効果的です。

体への作用

基本作用 消毒、疲労回復
循環器系  
筋肉系 筋肉痛、肩こり、痙攣、痔
関節系 痛風、リウマチ
消化器系 消化不良、胃酸過多、健胃、胃痙攣、駆風、吐き気、下痢、便秘、肝炎
呼吸器系 気管支炎、咳、鼻炎、耳鳴り、アレルギー性・神経性の喘息、去痰
免疫系 風邪、熱、インフルエンザ、強壮、感染症(種類によって効果が違う)、病気予防
泌尿器系 少量月経、月経促進、催乳、副腎皮質刺激、痔
神経系 不安、抗うつ、疲労、不眠(特に色々考えてしまうタイプ)、偏頭痛、神経鎮静・鎮痛、神経強壮(No.1)、緊張、自律神経調整、頭部疾病の回復、ストレス、無気力症
フェノールメチルエーテル類は鎮痙攣や鎮痛に優れ、チャビコールメチルエーテルは抗アレルギーや消化促進作用に優れている。

肌への作用

肌タイプ 壮年肌
スキンケア ニキビ、シワ、シミ
 
症状 虫刺されの痒み(蚊、スズメバチ)

注意点

  • 毒性、刺激は低いが場合によってアレルギーを及ぼすことも
  • 妊娠中
  • 授乳中

オススメの使用方法

低気圧や疲れによる神経性の頭痛の緩和に
勉強中の集中力を上げるために

相性の良い精油

シトラス レモン
ベルガモット
メリッサ
フローラル ネロリ
ゼラニウム
ラベンダー
スパイシー  
ウッディー  
ハーバル クラリセージ
ペパーミント
ローズマリー
レモンバーベナ
アーシー サンダルウッド
バルサミック フランキンセンス

オススメブランド